岡山県津山市と米サンタフェ市は19日、リンカーン通り沿いのサンタフェ市役所前で姉妹締結25周年を記念する植樹式を行った。両市の市長や職員、関係者ら約15名が出席。絆を確かめあった。
植樹されたのは一本の八重桜(カンザン)で、そこには「姉妹都市津山市より平和と友好を込めて寄贈 2024年10月」と英語で刻まれたプレートも設置された。
津山市の谷口圭三市長は「25周年を記念し、植樹式を行えることを嬉しく思います。日本では『雨降って地固まる』との言葉があります。この日の雨で、桜も成長し、友好の力強い新たなスタートとなります。これからも末永くよろしくお願いします」と述べ、サンタフェ市のアラン・ウェバー市長は「25周年を迎えることができ嬉しい。この木が町を見守りながら、彩りを与えてくれると同時に、私たちの友好関係がさらに花開くことを願っています」とし、両市の友好が未来にわたって続くことへの期待を示した。
今回、サンタフェ市を訪れている谷口市長や中島完一市議会議長、サンタフェ友好協会会員、市職員からなる4名の津山代表団は、学生交流プログラムを継続しているモンテデルソルスクールの視察や姉妹縁組の再調印式への参加。また、まちづくりについて意見交換を実施するほか、現地の日本人墓碑や美術館への訪問を行う。
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