新型コロナウイルス対応のまん延防止等重点措置の期間延長を受け、津山市は19日、第48回対策本部会議を山北の市役所で開いた。市内の保育園、認定こども園、幼稚園、放課後児童クラブ、小中学校の教職員らを対象に、3回目ワクチンの優先接種を行うことなどを報告した。
優先接種は急速な感染拡大を踏まえ、ワクチンを打てない子どもと触れ合う機会の多い保育士ら、学級閉鎖などの対応が増加する小中学校の教職員らを対象に実施するもので、市外からの通勤者も含む。会場は川崎の津山中央病院で、今月25日と3月4日の午後4時〜7時半に1日330人、今月26日の午後4時半〜7時半に240人規模で行う予定。
5〜11歳(約6000人)への接種については、県内統一で3月中旬を目途に接種開始できるよう準備を進めている。
15日現在の市の3回目接種率(18歳以上)は、21・60%で、全国、県平均を上回るペースで推移しているという。
また、21日から6日までに予定されていた市主催行事などについては、21日の市景観賞表彰式(市役所)など12件を中止、26日の市民フォーラム(リージョンセンター)など13件を延期する。
市教委からは、家庭内や学校内での感染が目立つことから、感染防止対策の徹底について説明があった。
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対策の徹底を呼びかけるチラシ