津山市は6日、第35回「新型コロナウイルス対策本部会議」を山北の市役所で開いた。7月19日までに対象となる人に接種券を送付し、12〜15歳を含む対象者全員が市内の医療機関と集団接種会場で接種できる体制になったことなどを報告した。
5日現在のワクチン接種状況は、全体では1回目の接種者4万8839人で接種率54・01%(県平均40・70%)、2回目は3万4713人で38・39%(30・12%)と、県平均を上回っている。65歳以上では1回目が2万8590人で89・31%、2回目は2万6603人で83・10%。
市外の人が市内会場で接種を受ける流入率は7月21日現在、13・07%で、「多くの近隣市町から市内で接種を受けている。接種において拠点都市としての役割を担っている」とした。
ワクチン供給量は、7月に大幅減少し、8月後半は8月前半分の約5分の3の供給となり、9月前半は未提示。市は、ワクチンの確保に努め「予約停止することなく接種体制を維持していく」と改めて報告した。
市教委は、生活場面や外出での注意点として▽県外と往来した家族がいる場合、家庭内でも2週間はマスクをつけるよう心がける▽盆や長期休暇の帰省、旅行など感染拡大地域との往来は極力避ける―などを全教職員に周知・徹底する。
津山市コロナ本部会議