津山市上田邑の宿町内会は5日、消火訓練を宿公会堂で行い、住民約20人が消火器の使い方を学んだ。
消火器業者から「ピンを抜き、火の上の方ではなく根元にホースを向けて噴射して」と手順を教わった。消火体験では、職員から指導を受けながら鉄の容器の中で立ち上る炎に粉末の薬剤をかけて鎮火。終了後、町内15世帯に新品の消火器を一つずつ配布した。
防災週間(8月30日〜9月5日)に合わせ、町内で起き得る災害として火事が懸念されることから消火訓練を初めて企画。鳥取文二会長は「皆さん熱心に話を聞いていた。適切な初期消火につながるのではないか」と話していた。
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消火器の使い方を学ぶ宿町内会の住民
津山市上田邑の宿町内会で消火訓練