岡山県津山市の二宮青壮年団=小原晋弥団長=は23日夜、新型コロナウイルスの早期収束と地域の活性化を願い、サプライズ花火を行った。
コロナの影響で「津山まつり」でのだんじり出動が2年連続で自粛されたため、地域住民や子どもたちに笑顔になってもらおうと実施。高野神社=津山市=の宵祭りに合わせ、疫病退散の願いも込めて午後6時半、神社向かいの吉井川河川敷から65発を打ち上げた。色とりどりの大輪が次々と夜空を彩り川面を染めると、音を聞きつけた家族連れらは「わあ、きれい!」とうっとり見上げ、約5分間の光のショーを楽しんだ。
兄弟で見ていた市内の小学1生年女子は「今年はなかなか花火を見ることができなかったので、うれしかった」と話していた。