岡山県津山市内で勉学に励む留学生の母国を紹介した展示が山北の市役所1階市民ロビーで開かれている。東南アジア、アジア計8カ国の文化や観光地が書かれた手作りのポスターに来庁した人たちが関心を寄せている。16日まで。
市が今年度から始めた「Welcome to Tsuyama 留学生交流・サポート事業」の一環で、市民の多文化共生への意識を高めようと実施。21人の留学生が参加した。
掲示物には、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア、カンボジア、ラオス、モンゴル、ネパールの地理や気候、料理、言葉などの情報を掲載。このほか、旅行におすすめのスポットや食べてもらいたい料理、メッセージを描いたのも貼っている。
製作にあたった津山高専に通うタイ出身のジアラナイピタックン・ピーラポップさん(16)とソイウィチャー・ジャッカプームさん(16)は「日本の人に教えたいすてきな場所やおいしい料理がたくさんある。興味を持ってもらえたらうれしい」と話している。
津山市立図書館でも3月6日まで同様に展示を行っている。
津山市内で勉学に励む留学生の母国を紹介
- 2023年2月13日
- 行政・公共