元気を出してねー。津山市内の中高生が夏休み期間中に心をこめて書いた手紙58通が、17の福祉施設や団体に届けられた。
市社会福祉協議会の、夏休み中に生徒たちがボランティアを行う「夏ボラ」の一環。コロナ禍のため参加できなかった子どもたち33人が、福祉施設の利用者らに向け励ましの手紙を書いた。
作陽保育園(大谷)には8通が届けられた。手紙にはカラフルな色使いで「10月の運動会頑張ってね」などと書かれており、かわいい動物の絵があしらわれているものも。受け取った石本蓮和ちゃん(5)、湯浅太陽ちゃん(6)、上本雄大ちゃん(5)は「手紙をもらってうれしかった。運動会頑張りたい」と笑顔。
延永洋子同園長は「心温まるメッセージをいただいて、中高生と見えない糸で心がつながっている気がした」と礼を述べた。
同協議会・齊藤綾香主事は「手紙を通じて、気持ちの交流をしてもらえたら」と話している。
今年の「夏ボラ」は、日数や時間の短縮はあったものの、約500人の生徒が当初予定していた58カ所の施設で活動できた。
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手紙を受け取った園児らと齊藤主事
津山市内の中高生が書いた手紙58通が、17の福祉施設や団体に