津山市は1日、地域おこし協力隊として新たに着任した岡山市出身の岡誠さん(39)と神奈川県出身の三間博之さん(58)に委嘱状を交付した。
岡さんは城西まちづくり協議会で空き家活用策やイベントの企画、地域づくりの事務局を担う地域マネージャーの補佐などを行う。奈良県で同協力隊として活動経験がある。三間さんは地域商社「曲辰」に配属され、産品調達や商品開発、販路拡大などに取り組む。インテリア系の小売業に勤務した経験などを持つ。
山北の市役所で交付式があり、谷口圭三市長が「培った経験と人との交流を通じ、素晴らしい活動になることを期待したい」とあいさつし、委嘱状を手渡した。岡さんは「空き家対策をメインに地域の人と話をしながら、地域の元気を継続していく取り組みができれば」。三間さんは「みなさんと協力しながら力を出し、曲辰が全国に知ってもらえるようブラッシュアップしたい」と話していた。
同市は2015年度に協力隊事業を開始し、今回の2人を含め、現在6人が活動している。
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地域おこし協力隊の委嘱状を受け取る三間さんと岡さん(右)