津山市新型コロナ対策本部会議

行政・公共 津山市新型コロナ対策本部会議
         

 津山市は8日、第24回「新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を山北の市役所で開いた。緊急事態宣言が出されている地域(1都3県)との不要不急の往来は控えるといった啓発・対応を確認した。
 注意点としてほかに▽帰省や旅行など県境を越えての移動は、移動先の流行状況を確認して慎重に検討▽業種別ガイドラインなどの順守が確認できない施設、店舗などの利用を控える―を加え、市民に呼びかけを行う。
 学校に感染者が出た際の対応としては、児童・生徒・教職員の感染が判明した場合でも原則臨時休校を実施しないことを報告。ただし、学校内で濃厚接触者の特定に時間を要するなど個別の状況に応じて臨時休校を行う場合がある。地域で感染経路の不明な感染者が増加するなど警戒度を上げなければならない場合でも、市域内の一斉臨時休校はただちには実施しないが、全国的な感染拡大の状況などにより国・県からの休校要請があった場合には、期間・態様を検討する。
 市立幼稚園・保育園(所)・認定こども園でも、園児・職員の感染が判明してもただちに全園の臨時休園にはしない。臨時休園を実施する場合の対象は、園内での感染拡大の可能性や範囲に応じて、クラス単位または園全体とする。放課後児童クラブの対応も同様に見直した。
 津山中央病院の藤田浩二総合内科・感染症内科特任部長は「基礎的な対策にかえり、三密を避けて手洗い、マスク、換気を。加えて、持病がある人はイベントに行かない、県をまたいで人に会いに行って酒を飲まないなど、小さな人の動きを止めれば、それは小さなロックダウンと言える。それをうまくやることで長期戦を乗りきるのが大事」と呼びかけた。


津山市が作った啓発チラシ


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