津山市森林組合は21日、岡山県津山市大田のリージョンセンターで第19回通常総代会を開き、本年度事業計画などを決めた。
約150人が出席し、竹花祐治組合長が「県内で57年ぶりの全国植樹祭が先月、天皇皇后両陛下ご臨席のもと開かれ、県民に森林の在り方への理解を深めてもらった。本年度から徴収が始まる森林環境譲与税については、森林の公益的機能や資源の循環利用が促されるよう、関係機関と連携して取り組んでいきたい」とあいさつ。来賓祝辞に続いて議事に移った。
事業計画では、重要課題として▽森林経営計画の樹立▽間伐事業の集約化・団地化▽皆伐再造林の実施と獣害対策の徹底▽無花粉苗の積極的活用▽森林・林業の役割などの積極的な外部発信―などを柱とする方針を承認。
事業報告では、昨年度の事業取扱高5億7165万円(計画対比103%)、事業利益161万円を計上した実績、個別事業の概況などが説明された。
このほか総会に先立ち、永年勤続表彰として役員、職員ら3人に感謝状を贈った。