津山市環境政策審議会の本年度1回目の会合が岡山県津山市山北の市役所で開かれた。「津山市第3次環境基本計画」(2026年度~35年度)の策定に向け、市民アンケートの内容について意見を交わした。
同計画では行政の基本的な方針や考え方を定め、市民参加の仕組みをつくり、環境保全に取り組むことを役割としている。
地域代表や市民団体、学識経験者ら委員14人のうち11人が出席。会長に橋本博之美作大学教授、副会長に岸本常義市連合町内会長を選んだ。審議では事務局が計画の概要について説明し、市民の意向を策定に反映させるためのアンケートを無作為で選んだ2000人を対象に実施するとし、委員からは「地域ごとの人口割合を対象者に反映させてはどうか」「アンケート以外に意見聴収の場を設けては」「設問の数が多く答えづらいのでは」といった意見が出された。
今回出された意見を基にアンケート書面を対象者に送付する。
審議会は25年度末までに計6回行い、答申を経て市議会に提出する。