津山市生涯学習講座「知ってみようジャマイカ!」(生涯学習課主催)が27日、を大谷の中央公民館で開き、参加者たちは同国の料理バナナブレッドを作り、楽しみながら国際理解を深めた。
小・中学生の親子連れら16人が参加。県JICAデスク国際協力推進員で料理研究家の北脇藍紗さんを講師に迎え、現地での体験を踏まえた料理作りに挑戦した。
水道の整備が不十分で、使い捨て容器を多用した経験から、参加者たちはバナナや薄力粉などをチャック付き袋に入れ、手で握りつぶすようにして混ぜ合わせた。シナモンやラムなどを分量より多めに入れるなど、“ジャマイカ流”の調理方法を楽しんだ。
津山中3年の秋元万穂さん(15)は「普段知らない文化に触れられてよかった。家でも作りたい」と話していた。
その後は異文化理解を深めるロールプレイングゲームなどを行った。
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ジャマイカの食文化について学ぶ参加者たち
津山市生涯学習講座「知ってみようジャマイカ!」