津山市立の小中学校全35校で27日、2学期の始業式が行われた。38日間の楽しい夏休みを終え、登校した児童、生徒たちの元気な声が校舎に戻って来た。
東小学校(山北)では感染予防対策のため、始業式はリモートで行われ、全校児童261人は教室で小瀬善浩校長の話を聞いた。小瀬校長は今年開催した東京五輪の選手たちの健闘ぶりを例えに挙げ、「一生懸命に打ち込む姿はかっこいい。友だちと競い合う中で互いを認め合い、支え合い、そして自分を高めていけるようになってほしい」と語った。
6年1組のクラスでは担任の?山加寿子教諭が、「今日から緊急事態宣言の期間に入ります。手洗いやマスクの着用に加え、登校時は手の消毒、給食時は黙食を徹底するようにしましょう」「2学期は運動会などが行われる予定です。学校のリーダーとして低中学年を引っ張っていけるようになりましょう」と話し、19人の児童はしっかりと耳を傾けていた。
長森美羽さん(11)は「2学期は6年生として、他の学年の人たちの面倒を見ていけるようになりたい」と張り切っていた。
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?山教諭の話を聞く6年1組の児童=東小で
津山市立の小中学校全35校で2学期の始業式
- 2021年8月27日
- 教育・保育・学校