津山市立の小中学校全35校で31日、1学期の終業式が行われた。今年はコロナ禍の影響により休校措置が取られ、例年より2週間、遅かった。授業時間を確保するため、夏休みは16日間に短縮された。
河辺小学校=岡山県津山市=では、感染対策として3密を防ぐため、全校児童308人は各教室で話を聞いた。小池尚校長は放送で「病気や事故に気を付け、早寝早起きなど規則正しい生活を心がけてコロナに負けないように元気に過ごしましょう」と話した。
この後、児童たちは通知表の「あゆみ」を受け取った。4年2組の教室では、担任の坂元夏帆教諭が19人一人ひとりに「授業では積極的に質問に答えていました」など頑張ったことを褒めながら手渡した。菅野はこさんは「夏休みは短くなったけど、楽しい思い出を作りたい」、小寺蒼空くんは「予定していたサッカーの合宿がなくなったけど、上手になるために体力をつけたい」と笑顔で話した。始業式は8月17日に行われる。
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通知表を受け取る4年2組の児童=河辺小で