NPO法人マルイ・エンゲージメントキャピタルは2023年1月6日、学校の授業で役立ててもらおうと、ワイヤレスWebカメラと卓上用スタンド各81台(約212万9000円相当)を津山市立の小中学校全35校に寄贈した。
同NPO法人は2015年から岡山、鳥取、島根県内のスーパーマーケット(マルイ、エスマート、わたなべ生鮮館)計46店舗で寄付付きの日用品や食料品などを販売しており、売り上げ(1品につき3円)を各地域の小学校に助成している。寄付は津山市では今回で12回目。カメラは、約20㍍離れた場所から無線でパソコンやタブレット端末とつなげることが可能で、オンライン授業での撮影、配信に活用できる。
贈呈式が山北の市役所で行われ、神田一幸理事は「将来の担う子どもたちがより良い環境で勉強に励めるようにと願っている」と目録を有本明彦津山市教育長に手渡した。
有本教育長は「長年にわたり協力いただきありがたい。ICT環境を充実させることは授業改善につながる」。森本宏伸小中学校校長会長(鶴山小校長)は「児童・生徒一人ひとりが学びを深め、さまざまな取り組みに挑戦できるように使わせてもらいたい」と礼を述べ感謝状を授与した。
津山市立全小中学校へワイヤレスWebカメラ寄贈