津山市立文化展示ホール 第20回松翠書院展

芸術
         

 第20回松翠書院展「春風にさそわれて」が新魚町のアルネ津山4階・市立文化展示ホールで開かれ、現代書などの味わい深い作品に来場者が見入っている。8日まで。
 松翠書院(延札松翠代表)の教室生約90人が額装、軸装などにした近作約110点を出展。
 今回の共通テーマ「笑顔でSDGs(持続可能な開発目標)」の作では、「奪い合えば足らぬ 分け合えば余る」「住み続けよう豊かな世界で」「考えようよ奇麗な水の大切さ」といった言葉を題材にし、書体それぞれに個性がにじむ。
 現代書では奔放な筆遣いの詩文や俳句、流麗な仮名でつづられた臨書も目を引くほか、小中学生がのびのびと書いた習字も並ぶ。
 延札代表は「SDGsの作は、持続可能な世界や環境に対する一人ひとりの思いを表現し、一部は会員自ら手すきで再生した和紙を使っている。来場者に書いていただき、掲示するコーナーも設置している」と話している。


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