津山市立文化展示ホール 第48回県北写真展

芸術
         

 第48回県北写真展(県北写真連盟主催、津山朝日新聞社など後援)が新魚町のアルネ津山4階・市立文化展示ホールで開かれ、多彩な被写体をとらえた情感あふれる意欲作に来場者が見入っている。16日まで。
 同連盟に所属する愛好家グループメンバーや一般公募の参加者、市内の高校生らの計178点を展示。雄大な自然、動物や虫の動き、四季折々の町や里の情景、各地で開かれた祭事の様子、人々の表情などをさまざまな角度から収めた写真がならぶ。今回は県北写真連盟会長賞に初めて高校生が選ばれるほか、2人が入選を果し、若者たちの作品にも注目が集まる。
 定久照義会長は「構図やロケーションの選び方など、個性が際立ち趣き深い。カメラの性能を生かし、肉眼では見ることが難しい一瞬をとらえたのもある。高校生の視点で撮った写真も斬新でおもしろい。ぜひ見に来てほしい」と話している。
 主な入賞者は次の通り。(敬称略)
 ▽県北写真連盟会長賞=「絵」杉本名菜(美作高校)▽津山市長賞=「雄姿」須江秀子(鏡野町)▽山陽新聞社賞=「ベッキオバンビーノ」光嶋孝(津山市)▽津山朝日新聞社賞=「春の風」中島新介(同)▽審査員特別賞=「深夜の祈願」植月すみ子(同)▽招待作家奨励賞=「中秋の落日」中塚通孝(同)

多彩な作品が並ぶ会場


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