津山市観光協会の本年度総会が24日、岡山県津山市東新町の津山鶴山ホテルで開かれ、ウィズコロナ・アフターコロナを見据えた情報発信、誘客活動を着実に実施していくことを確認した。津山観光マイスター「南十字星章」を、「津山情緒保存会」に委嘱した。
来賓を含め約60人が出席し、松岡裕司会長が「昨年度はコロナの影響で協会の活動も大きく制限された。■ワンチーム津山■でこの地域を盛り上げていくため、協会はコーディネーターの役割などに徹したい」とあいさつ。谷口圭三市長、松田欣也津山商工会議所会頭が祝辞を述べた。
議事に移り、昨年度の事業報告に続いて、▽広域的な観光地域連携の促進▽「春はつやま」など着地型観光事業の推進▽歴史的資源を活用した観光コンテンツの開発▽デスティネーションキャンペーン(DC)への取り組み▽DMO機能の強化と登録法人化に向けた取り組み―などを重点項目とする本年度の事業計画、予算案を承認した。
続いて松岡会長が同章を津山情緒保存会に委嘱。同保存会は津山さくらまつり、津山まつりなど各種イベントに参加し、観光振興に大きく貢献している。代表者の今村正照さんは「伝統文化を継承し、観光振興に寄与するため今後も頑張っていきたい」と述べた。
また、各員改選(任期2年)では松岡会長らを再任した。
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「南十字星章」の委嘱を受ける津山情緒保存会