津山市は21日、津山まなびの鉄道館をはじめとする観光PR映像が3月7日から1週間、全国のJRの主要な約40駅や、大阪環状線などの車両内の6000面を超えるデジタルサイネージ(電子看板)で放映されると発表した。
映像は15秒。■鉄道遺産の聖地■として、現存する中では京都の梅小路に続いて国内2番目の規模を誇る旧津山扇形機関車庫(津山まなびの鉄道館)をメインに、津山さくらまつりが開かれる津山城の桜の景色で構成する。東京や新宿、大阪、京都、名古屋、三ノ宮、札幌、博多駅といった主な駅で流す。また大阪環状線をはじめ、近畿圏の路線を走る電車内で放映する。
そのほかPR用ポスターとして、全国主要駅とJR西日本管内の約200駅、併せて鉄道関係の博物館などに約600枚を掲出してもらい、津山まなびの鉄道館を中心に広く周知を図る。
市観光振興課は「まずは津山を知ってもらい、『津山に来たい』と思ってもらえれば。感染症対策を十分にして観光客を迎え、津山の鉄道遺産や春の魅力を満喫してほしい」としている。
関連経費を含む事業費は1200万円。
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全国の主要駅などで放映される映像の一部