津山市連合町内会は24日、市議の定数を現行の28から24以内に削減するよう求める要望書を岡安謙典議長に提出した。
要望書は、厳しい財政状況や人口減少などを踏まえ、「3月定例会で市議会自らが行財政改革を率先して推進し、英断を切望する」としている。昨年7月に全国市議会議長会が発表した「定数に関する調査結果」で人口10〜20万未満の市の平均が25・5人、5〜10万人未満では20・6人だったことを挙げ、「定数28が同じ人口規模の他都市と比べて多いことは明らか」と指摘している。要望書は連町44支部長が署名した。
清原三郎会長ら7人が山北の市役所を訪れ、手渡した。岡安議長は「議会活性化調査特別委員会で定数削減を視野に入れながら活発に協議しており、3月議会で中間報告として発表する。3月議会で最終的な協議ができるよう見守っていきたい」と述べた。
同市議会の定数は2005年の合併時に35、07年から32に削減され、11年から28が維持されている。次期改選は2023年4月。
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要望書を手渡す清原会長ら
津山市連町市議会へ議員定数削減要望書提出
- 2021年2月27日
- 行政・公共