津山青年会議所(岡孝男理事長)は、任期満了に伴う津山市長選 (2月1日告示、8日投開票) の立候補予定者を招いた公開討論会を来年1月28日、美作学園創立100周年記念館(岡山県津山市北園町)で開く。同市長選では初の試み。
前回の津山市長選(2022年)投票率が市選管に資料が残る1947年以来、過去最低の47.56%だったことを受け、市民に政治への関心を高めてもらおうと企画。立候補予定者の政策の争点を明確化し、有権者の投票の見極めにつなげてもらう狙い。
討論会は一問一答形式で行い、発言時間は均等に配分。テーマは未定。コーディネーターは全国各地で公開討論会を支援する一般社団法人「リンカーン・フォーラム」(千葉県)の橋本雅史氏が務める。午後6~8時。来場者は先着400人で、当日受け付ける。
同会議所は、現在立候補を表明している無所属新人で元市総務部長の玉置晃隆氏(61)、3選を目指す現職の谷口圭三氏(62)、無所属新人で医師の光井聡氏(40)に参加を依頼している。参加有無は来月8日に確定し、仮に参加者が2人に満たなかった場合、開催を見送る。
山下の同会議所事務局できょう(24日)会見を開き、実施概要を説明。岡理事長(39)は「立候補者が津山市の未来に描くビジョンを市民にしっかりと話す場として、公平性を担保しながら実施したい」と話した。
