任期満了に伴う津山市長選(2月1日告示、8日投開票)に、新人で元市総務部長の玉置晃隆氏(61)=岡山県津山市山北=が5日、無所属で立候補する意向を表明した。同市長選への出馬表明は玉置氏が初めて。
会見で玉置氏は「現市政は多くの課題を抱えており、このままだと人口減少や少子化が一層進み、地域経済の衰退や市財政の悪化につながる」と指摘。38年間の行政経験を基に「現状をチェンジし、津山市政再起動で活力あふれる津山をつくる。暮らしの満足を実感できる市政を市民とともに目指す」と述べた。
政策として▽財政再建に向けた事業の徹底的な見直し▽人口減少と少子化に対して民間と連携した挑戦▽デジタル地域通貨導入、市内企業への優先発注で経済循環を創出―などを挙げた。
玉置氏は1987年に津山市役所入り。総合企画部長、産業経済部長、総務部長、議会事務局長などを務め、今年3月末に退職。現行政書士。立命館大学。
