任期満了に伴う津山市長選(30日告示、2月6日投開票)に、新人で市議の近藤吉一郎氏(56)=山方=が6日、無所属で立候補する意向を表明した。同市長選への出馬表明は3人目。
市役所で会見した近藤氏は「今の市政は不明瞭・不透明な事業施策が多い上、市民の声が生かされていない。市民が身近に感じられる市政を取り戻し、市民とともに公平・公正、透明・清潔でまっすぐな津山をつくっていきたい」と立候補の理由を説明。
政策として▽コロナ禍での子育て世帯(年収500万円以下)や在宅介護世帯への支援に5万円支給▽市民と市職員の声と知恵で進める市政の実現▽地域資源など特性を生かした地場産業振興▽津山の歴史と伝統ある観光資源の活用と情報発信による集客の推進―などに取り組むと述べた。
近藤氏は1999年に市議に初当選し、6期目。副議長、監査委員など歴任。空手道場長。大阪商業大学。
同市長選には再選を目指す現職の谷口圭三氏(58)=志戸部=、新人で元大学客員教授の竹内幹雄氏(75)=加茂町下津川=が出馬の意向を表明している。
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近藤吉一郎氏