津山市PTA連合会は26日、市内35小中学校の教育環境の向上、充実を求める要望書を津山市と市教委に提出した。
重点項目は▽特別教室やランチルームなどにエアコンを設置する▽非常勤講師、学校支援員、学校司書ら教職員を増員し、各校に継続的に配置する▽1人1台に配布されたタブレットが全教室で同時使用できるように通信環境を整える▽校内で死角となる場所に防犯カメラを設置し、トイレ、フェンスなど劣化した箇所を修繕する▽修学旅行のキャンセル料の補助と、部活動における生徒の交通費の増額援助―などの7項目。
佐野彰彦会長(津山西中PTA会長)ら役員4人が山北の市役所を訪問。「社会状況の変化に伴い、教育現場も変わってきている。子どもたちが学びやすい環境になるよう、力添えをお願いします」と谷口圭三市長らに手渡した。
谷口市長は「子どもたちを健やかに育んでいきたい思いは同じ。みなが『津山で子育てしてよかった』と思われるように尽力していく」、有本明彦教育長は「内部でも協議を行っている課題もある。実態把握をしながら進めていきたい」と話した。
津山市PTA連合会 要望書を津山市と市教委に提出