津山の産業界のリーダーを育成するつやま産業塾「第26期経営能力開発講座」(津山市人づくり事業運営委員会主催)が17日、新魚町のアルネ津山4階・地域交流センターで開講した。12月までに全8回の講座があり、事業構想力や価値創出力に磨きをかける。
塾生は20〜50代の経営者や幹部職員ら男女20人。開講式では塾長の則次俊郎美作大学地域生活科学研究所長が「津山地域の産業をけん引する中堅どころがそろった。しっかり学び、それぞれの事業、また地域発展のために寄与していただきたい」とあいさつ。
プログラムファシリテーターの安川幸男神戸大客員教授が今期の講座の目標を「意識の変容にあり、現在のビジネスに必要なマインドセットを整え、自分の強い意志と仲間で未来を切り開くこと。津山をチャレンジしやすい地域に」と話した。
今後の講義は▽ビジネスパーソンのための哲学入門▽事業戦略としてのSDGs▽感情的知性を磨く・対話学▽中小企業のためのデザイン経営―など。12月6日に成果発表を行う。
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あいさつする則次塾長
津山市 つやま産業塾「第26期経営能力開発講座」
- 2022年6月21日
- 経済・産業