満100歳の誕生日を26日に迎えた下紺屋町の原田晴司さんに27日、津山市からの記念品が贈られ、祝福を受けた。
原田さんは1922(大正11)年、同所に生まれ、戦時中は陸軍に入隊してフィリピンに渡った。特攻の任務を与えられたが、出撃を免れた経験を持つ。帰国後、50(昭和25)年に結婚し、病院事務長などとして働き、民生児童委員を定年の75歳まで務め上げた。子2人、孫2人に恵まれた。長寿の秘訣は25年続けているビリヤードで、今でも週3回は通うという。
自宅を訪れた市社会福祉事務所の木梨良祐所長が谷口圭三市長からの祝い状を読み上げ、記念品(肌布団)を手渡した。原田さんは「現在の生活を続けていければそれで十分。今後も仲間たちとビリヤードを続けていきたい」と話した。
市内の100歳以上のお年寄りは原田さん含め、104人(男性10人、女性94人)。
津山市 満100歳の誕生日 原田晴司さん