新型コロナウイルス感染者の急増を受け、津山市は23日、第52回対策本部会議を山北の市役所で開いた。初の取り組みとして、1〜4回目のワクチン接種を希望する人を対象にした集団接種「サマーナイトキャンペーン」を8月6日と27日の夜間に行うことなどを報告した。
キャンペーンは、ワクチン未接種の人への接種促進や若い世代の3回目接種の推進が目的。津山中央病院の健康管理センターで午後4〜8時に実施する。対象は津山市に住民票がある人で、1・2回目接種は12歳以上で未接種の人、3回目は1・2回目接種を完了してから5カ月以上経過した12歳以上、4回目は3回目接種を完了してから5カ月以上経過した60歳以上の人、18〜59歳で基礎疾患を有する人など。ファイザー社製ワクチンを使用し、接種人数は1日240人を見込む。市ワクチンコールセンター(050―3644―9521)、市集団接種予約システムなどで予約を受け付けている。
会議ではこのほか、経済対策として、市内スーパーなど加盟店で使える「市プレミアム付き電子商品券」(8月22日締め切り)、市内飲食店・ガソリンなど・タクシー・運転代行で使える「市プレミアム付きグルメ券」(8月26日締め切り)などについて説明。こども保健部と教育委員会から、夏期の感染防止の対策の周知・徹底などについて報告があった。
15日現在のワクチン接種率は3回目(12歳以上)は70・23%だが、20代50・08%、30代52・55%と低い状況。4回目(60歳以上)は6・41%となっている。
津山市 第52回対策本部会議
- 2022年7月26日
- イベント