岡山県津山市の谷口圭三市長(57)は6日、任期満了に伴う市長選(来年1月30日告示、2月6日投開票)に再選を目指して無所属で立候補する意向を表明した。同市長選への出馬表明は谷口氏が初めて。
9月定例市議会の一般質問に答えた谷口氏は、新型コロナ対策をはじめ「財政構造改革の取り組み、人口減少や少子高齢化対策を積極的に進めてきた」とした上で、▽津山駅バリアフリー化の着工▽津山産業・流通センターと久米産業団地の立地率約8割による雇用創出▽東京学芸大学との実践研究など人材育成と教育充実▽城西地区の重要伝統的建造物群保存地区選定―などの実績を強調。
「県北の拠点都市津山の再興を掲げ、市政のかじ取り役を担った私への期待と負託にこたえる道のりはまだ道なかば。住民の皆さんの負託を再度得られるなら、これまでの取り組みを継続、発展させ、全ての住民が郷土に誇りと愛着を持って便利で快適な暮らしができる津山を創造していきたい」と意欲を示した。
国会議員秘書を経て1995年から津山市議を3期、2007年から県議に2回当選。18年の市長選で現職を破り、初当選した。岡山大学大学院修了。志戸部。
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谷口圭三氏