津山市 防災・防犯協議会と美作学園 災害に係る協力体制

行政・公共 協定を締結した高山会長と(右)と藤原理事長
協定を締結した高山会長と(右)と藤原理事長
         

 津山市連合町内会西苫田地区自主防災・防犯連絡協議会と学校法人美作学園は23日、災害に係る協力体制に関する協定を結んだ。同連合町内会は15町内と8団体で構成しており、締結は今回初めて。
 内容は、地震や台風、豪雨の影響で西苫田地域に被害が発生するおそれがある場合、同学園は▽救援物資の集積や配送、救助要員の活動拠点として施設の一部を開放▽防災に関する情報を提供―などを行い、被災者や避難者を支援する体制を充実させる。
 小原の西苫田公民館で締結式が行われ、役員ら6人が出席。協定書に署名、押印した後、高山康晴同協議会長は「西苫田地区は約5000世帯以上が住んでいる。水害が起これば、宮川近辺の家などが危険にさらされる。互いに助け合い、被害が及ばないようにしたい」、藤原修己同学園理事長は「美作大学、短期大学部の学生ら約800人が住み、世話になっている。町内のみなさんの指導を受け、協力していく」とあいさつした。
 このほかに感染症の防疫に関する覚書にもサインした。


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