コロナ禍の影響で学級閉鎖する学校が相次ぐ中、津山市PTA連合会と同市教委は、山北の市役所東庁舎で新型コロナウイルス感染症防止に関する緊急会議を行い、各小中学校の児童・生徒の家庭でも対策を徹底することについて協議した。
櫛田晃稜同PTA連合会長ら代表者4人、有本明彦教育長ら市関係者5人が出席した。
市教委はマスクの着用について▽家の中でも会話する時はできるだけ不織布で作られたものを着ける▽鼻まで覆うように正しく着用▽遊ぶときも忘れずに―などを行うように依頼。併せて学級閉鎖したクラスの子どもたちに外出の自粛を呼びかけるように頼んだ。
PTA連合会は「家族構成など環境はさまざま。すべての世帯が行うのは容易ではない」「期間が長いと気に留めなくなる」などと指摘。「保護者ならではの目線で考え、具体的でメッセージ性の高い啓発を行っていく」と述べ、同連合会やPTA名義で継続的にメールを配信していくと決めた。
櫛田会長は「感染者にも配慮するように話していきたい」と話した。
津山市 PTA連合会と市教委 新型コロナウイルス感染防止 会議