人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ(ももクロ)」の「6thアルバムツアー″祝典″津山公演〜きんちゃい津山市〜」が21日、岡山県津山市山下の津山文化センターで行われた。
本公演は2019年に「ももクロ春の一大事」開催地に津山市が応募したことがきっかけで決定。コロナ禍での延期を乗り越え、2年越しの実現となった。
メンバーは、百田夏菜子さん、玉井詩織さん、佐々木彩夏さん、高城れにさんの4人。グループ結成記念日の17日に新アルバム「祝典」が販売されたこともあり、公演開始直前の取材で百田さんは「津山公演はアルバムが発表されてから初めてのライブなので少し緊張します」と話した。高城さんは、地方で行うライブについて「コロナ禍の影響で、ライブに行ける機会が少なくなっていると感じています。今回は祝典というテーマがあり、『みんなでお祝いしよう』という意味を込めたライブです。大小さまざまなホールで開催しますので、距離感も新鮮だと思います。みなさんと素敵な時間を過ごしていきたい」と話した。
ライブ後半では、ラジオの同時生放送も行われ、谷口圭三市長も出演。「改装された津山文化センターで、念願のももクロライブが実現して良かった」と話し、メンバーに津山の牛肉などの名産物をプレゼントした。
観客約900人は声を出さず、ペンライトや拍手で応援。津山市の全本結理(15)さんは「1年ぶりに参加できたライブに、自転車で通えたことにも感動しましたし、モノノフ(ももクロのファン)の皆さんと会えてうれしく思いました。声が出せなくても、ももクロのライブの素晴らしさを実感しました」と地元での感動を話した。
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