岡山県津山市の津山文化振興財団の設立30周年を記念した企画展「懐かしの色紙展―後期―」が同市山下の津山文化センターで開かれている。同所で公演を行った著名人のサインが訪れた人たちの関心を集めている。9日まで。
1992年の立ち上げから現在まで同財団が主催・共催した公演ポスター、出演者から寄せられた色紙計160点を展示している。
川中美幸さんや南こうせつさん、さだまさしさんといった歌手や、野村萬斎さんら能楽師、ウエストランドをはじめとした芸人たち、このほか演奏家らなど多種多様な大物たちの直筆が並ぶ。中にはユニークなイラストを添えられているのもあり、描いた人の人柄が伺え、興味深い。
同センターは「過去の歴史を振り返る内容となっている。自身が訪れた公演などを思い出したりして楽しんでもらえたら」としている。