津山東中学校の3年生が美術の授業で取り組んだ「津山をArtで応援しよう」の作品展が、山北の市役所の市民ロビーで開かれている。「津山を元気づける」をテーマに考えた数々の力作が並ぶ。29日まで。
コロナ禍の中で「地元を応援しよう」と津山をモチーフにしたグッズや地域を盛り上げるイベントなどを考案。アイデアをまとめた企画書、グッズの試作品や啓発ポスターなど約80点を展示している。
会場には津山城、カッパ、桜といった、観光名所やご当地キャラクターなどから着想した食品や小物のサンプル作品がずらり。桜の花びらの形をしたお菓子や石垣のおもちゃ、カッパのイラスト入りキーホルダーなどのほか、帽子(ぼうし)や扇子(せんす)といったファッションアイテムも並ぶ。
井上亜秀香さん(22)と大森弘美さん(61)親子は「すごい発想を持っている。商品化してもいいと思えるものばかり。こういった取り組みを含め、もっと津山のことが県外の人にも知ってもらえたら」と話した。
出展作品は昨年の12月に県立美術館で開かれた「みんなの参観日」で来場者に好評だったのを受け、津山でも開催した。
p
多彩な作品が並ぶ会場
津山東中学校3年生の取り組み「津山をArtで応援しよう」の作品展
- 2021年1月20日
- 教育・保育・学校