津山東高校(林田)で来年度から導入される新しい制服が完成し、8日、同校のオープンスクールでお披露目された。性別にとらわれず、自由に選んで着用ができる。
ジェンダーフリーをコンセプトに伸縮性や手入れのしやすさなどを考慮し、新旧生徒会がデザインや生地を選定。明石スクールユニフォームカンパニー=倉敷市=が手がけた。
冬服は白いステッチが入った灰色のブレザーに、緑色のチェック柄スカート、スラックス。リボンとネクタイは青を基調としたストライプ柄が入っている。
夏服は白カッターシャツと冬服と同柄で夏素材のスラックス、スカートを採用。通気性の良いポロシャツもオプションで選べる。合服は灰色のニットベストとセーターが追加される。
ブレザーにあしらわれたエンブレムは同校3年の寺坂真帆さん、ボタンと襟のマークは2年の大野木陽華さんのデザインが採用された。
生徒会長の中畝華歩さん(17)は「スクールカラーの緑色を取り入れながら、ジェンダーレスを重視してデザインした。学校の新たな魅力が伝われば」と話している。
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来年度から採用される津山東高校の新制服
津山東高校で来年度から導入される新しい制服が完成
- 2022年10月15日
- 教育・保育・学校