津山東高校(林田)の食物調理科の生徒が29日、美作保健所(椿高下)の食育出前講座を受講し、手軽で栄養バランスの整った朝食作りを体験した。
1年生40人が、しらすやホウレンソウなどが入ったサンドイッチ、野菜スープごはんなど、5〜10分で調理できる4品を調理。美作保健所管内栄養改善協議会の栄養委員の指導を受けながら、盛り付けまで行った。
朝食の大切さを学ぶオンライン講話もあり、川崎医療福祉大学の学生たちから、集中力アップやイライラ解消といった食べるメリットや、特に野菜を多く摂取する必要があることなどを聞いた。
池上拓希さん(16)は「家ではしていない食材の活用の仕方を知った。健康のために野菜やフルーツを意識して食べていきたい」と話していた。
講座は、親元を将来離れるのに向けて正しい食習慣について知ってもらおうと実施。本年度は美作高でも予定している。
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手軽で栄養バランスの整った朝食メニューを作る生徒
津山東高校で食育出前講座