津山東高校食物調理科3年生と津山鶴山ホテルとのコラボランチが、1日から31日までの期間限定で東新町の同ホテルに登場する。和食、洋食、中華の3種類で、食材や味付けに夏らしさを取り入れている。
「すべての人に満足を」をテーマにした和食は、鯛(たい)飯、ハモやエビの天ぷら、ローストビーフの生野菜添え、阿波地域の漬け物「ポリカリ漬け」、黒ごまプリンなどを盛り付けた。ふたを開けるとふわりとした鯛の香りが食欲をそそり、デザートもすっきりとした味に仕上げた。
「夏の彩りランチ」がテーマの洋食は、パプリカやズッキーニなどの夏野菜たっぷりの冷製パスタ、彩とりどりサラダなど。食欲が落ちがちな夏に合わせてさっぱりとした味わいを組み込む一方、チーズのカナッペやオレンジのパンナコッタなどコクのある味を添えている。
「夏野菜たっぷり津山中華」の中華は、夏野菜入りの天津飯、棒棒鶏(バンバンジー)サラダ、黄ニラ入りの焼きまんじゅう、冬瓜(トウガン)入りスープなど。津山産の黄ニラやショウガを素材にした中華料理の食後に、パンナコッタのさっぱりとした味わいを楽しめる。
調理師免許取得に向けた実習の一環で、今年で4年目の取り組み。12人が和・洋・中の担当シェフからアドバイスを受け、提供できる内容に仕上げた。26日にお披露目があり、生徒たちは料理に込めた思いや工夫した点などを発表した。
ランチの営業は午前11時〜午後2時。それぞれ一日限定20食で、価格は1500円(税込み)。予約可能。
問い合わせは、同ホテル(☎㉕2121)。
津山東高校食物調理科と津山鶴山ホテルと コラボランチ