津山東高校(林田)で16日から18日にかけ、「高校生への食育教室〜食と健康のワークショップ」(市健康増進課主催)が開かれ、普通科や看護科の1、2年生約190人が健全な食生活の大切さを学んだ。
食事診断では、日ごろ好んで飲食するメニューの栄養バランスを評価する「食育SATシステム」を使用。生徒はオムライスやハンバーグ、スープ、炭酸ジュースなど、ICタグ内蔵の食品サンプルを機器の上に載せてバランスの良し悪しをチェックした。
ご飯や鶏のから揚げ、みそ汁などを選び、鉄分多めと診断された橘明史さん(17)は「今は親が作る料理を食べているので健康的と思うが、一人暮らしを始めるとなると不安。なるべく調理したい」と話していた。
スナック菓子、カップ麺に入っている油や塩、ジュースに含まれる砂糖の量を示したコーナーもあり、興味深そうに見ていた。
同食育教室は、大学生や社会人になる前に食事と健康に関心をもってもらおうと実施し、同校では6回目。
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食品サンプルを載せて栄養バランスを診断する生徒
津山東高校食育教室