津山東高校(林田)の普通科2年生は地域の魅力や課題とその解決策を調査、フィールドワークを行った

教育・保育・学校 津山東高校(林田)の普通科2年生は地域の魅力や課題とその解決策を調査、フィールドワークを行った
         

 津山東高校(林田)の普通科2年生120人は、地域の魅力や課題とその解決策を調査する授業に取り組んでいる。23日は、市役所や市内の商店街など研究対象となる場所に赴き、フィールドワークを行った。研究発表は11月ごろの予定。
 7グループのうち観光をテーマに調査を行う生徒14人は椿高下のちんがらやを訪問。同店四代目の村上琢磨さんと、訪日外国人向けに情報発信をする団体の三島千佳さんが山北の鶴山八幡宮や小田中の地蔵院などを案内し、建造物の歴史や魅力を紹介した。
 歴史がある建物でも訪れる人が少なく、付近の案内板が傷んでいるなど観光地として設備が整っていない問題を挙げ、「観光客が来た際に喜ぶようなアイデアが必要」と述べた。
 豊田奈々美さん(17)「津山をよく知りたいと思い、課題にした。まだ知られていない場所をどのように有名にしていくか、環境設備などさまざまな視点を持ち、問題解決に向けて話し合おうと思う」と話した。
 体験を通して課題を見つけ、考える力を育てる総合学習「行学」の一環として行われ、今年で5年目。

鶴山八幡宮で説明を聞く生徒


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