津山東高生モナコ料理レシピ開発

教育・保育・学校 津山東高生モナコ料理レシピ開発
         

 東京五輪・パラリンピックで津山市がホストタウンになっているモナコの選手らをもてなそうと、津山東高校食物調理科の生徒がレシピ開発に臨んだ。地元の食材を使った現地の代表的な料理など2品を完成させた。
 一つは、小麦粉の生地に具材とチーズを入れて揚げるモナコ伝統の「バルバジュアン」。つやま和牛入りと自然薯(じねんじょ)、枝豆入りの2パターン作った。もう一つは岡山県郷土料理のばらずしで、白米と紫黒米で白と赤の国旗を再現し、えびやしめさば、黄ニラなどを乗せた。
 市から依頼され、昨年2月の勉強会でモナコの食文化などを学んだ後レシピを検討。12月18日には、3年生13人がビデオ会議システムで料理研究家のアドバイスを受けながら試作した。牧原直太朗さん(18)は「日本とモナコの両方をイメージした料理ができた。味もおいしく仕上がった」と話した。
 創作した料理は、出場国とホストタウンに登録された自治体の関係者らが交流する「ホストタウンサミット」(2月、東京都)で発表される予定だ。
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モナコをもてなそうと創作した料理。手前はばらずし、奥はバルバジュアン(市提供)

P②
料理を試作する食物調理科の3年生


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