津山東高生8チーム「おいしく減塩」レシピ競う

教育・保育・学校 プレゼンでアピールする樋口さんら
プレゼンでアピールする樋口さんら
         

 スーパーマーケット・マルイ(本社 岡山県津山市上河原)が津山東高校食物調理科を対象に実施する「おいしく減塩!高校生レシピコンテスト」の審査会が2022年12月17日、津山市林田の同校で開かれ、生姜(しょうが)感じる出汁ビーンズ、ナッツ感じるチーズサラダを考案したチームがグランプリに輝いた。
 2年生の8チーム計40人が、ショウガをはじめとした津山産食材を使って考案した主食と副菜の2品を発表。
 グランプリを勝ち取ったのは樋口凜さん、福田麻夏さん、谷希乃香さん、竹田心音さん、黒田暖乃さんの5人。風邪予防や美肌効果のあるトマトをはじめ、ブロッコリー、ジャガイモなど地元の野菜、
豚肉や大豆が合わさった食べ応えのある仕上がりに。栽培に携わったショウガもたっぷりと使用している。サラダは彩り豊かな野菜と手作りのカッテージチーズに、レモン汁とナッツのドレッシングで食感や風味を加えた。
 審査は松田欣也社長ら4人が担当。味、独創性、再現性、地域性、プレゼン力の5項目で評価した。リーダーの樋口さんは、小さい子どもがいる家族をターゲットに、手軽に作れることをプレゼンでアピールし、「栄養バランスも良く、味も素晴らしい」などと講評を受けた。佐伯さんは「津山の野菜を使った健康を意識したレシピを今後も開発したい」と話した。
 優秀賞2作品はもち麦サムゲタン・自然薯とほうれん草のナムル、はちみつ香る照り焼きチキン・野菜たっぷりポトフが選ばれた。
 同コンテストは、地産地消や食育推進を狙いに、市と味の素の協力を得て実施。後日リーフレットを店頭で配布するほか、グランプリと優秀賞はマルイのチラシに掲載予定。

グランプリに輝いた料理を手にするメンバー

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