津山武道学園の稽古始め(市スポーツ協会主催)が2023年1月7日、山北の津山総合体育館(岡山県津山市)で3年ぶりに開かれた。子どもから大人まで約150人が、心地よい汗を流して心・技・体の向上を図り、今年1年の精進を誓った。
剣道、柔道、弓道、合気道、少林寺拳法、相撲の6団体が参加。開会式では大林秀行学園長が「コロナ禍のため生活様式などが変わったが、日本人の武道の精神は忘れず、さらなる発展に努めていきましょう」とあいさつした。
この後、それぞれ各会場に分かれて約1時間練習。このうち剣道場では、約30人が少林寺拳法を稽古し、突きや蹴(け)りなどの基本動作に打ち込んだ。高倉小4年の米井春満君は「今年も休まず稽古ができるよう、体調に気をつけて頑張りたい」と話した。
同学園は、同協会に所属の武道7団体が競技人口の拡大や技術継承の推進などを狙いに創設。総合武道館の建設を目標にしている。
今回はコロナウイルスの感染拡大の観点から、市弓道連盟による奉納演武は中止し、規模を縮小して実施した。
津山武道学園の稽古始め