岡山県津山市文化連盟が文化・芸術の発展に貢献した個人、団体に贈る本年度「くすのき賞」の贈呈式が20日、岡山県津山市の市役所東庁舎で行われ、津山民芸協会(小林博道会長)を表彰した。
関係者約20人が出席。山形楽同連盟会長が「長きにわたりものづくりの魅力を伝えており、受賞を機に活動の幅を広げ、ますます発展されることを願っている」とあいさつし、小林会長(74)=国分寺=らに表彰状とクスの木製の楯、副賞を手渡した。
小林会長は「会員一同、心新たにいいものを作り、展示やワークショップをしながら手仕事の魅力を広めていきたい」と礼を述べた。
同会は1953(昭和28)年、津山観光民芸協会として発足し、80年に改称。津山地域の民芸・工芸の伝統継承や情報発信などの活動を続けており現在、陶芸や木竹工芸、和紙、ガラス工芸などの職人ら会員12人が所属している。
津山民芸協会(小林博道会長)を表彰 本年度「くすのき賞」贈呈式 /岡山・津山市