津山消防出初め式が9日、横山の吉井川河川敷で開かれた。市消防団員や津山圏域消防組合職員ら関係者は地域の防火・防災への決意を新たにした。
消防団8方面隊38分団のポンプ車、消防組合のはしご車など40台が並ぶ前で、団員、隊員たち約500人が一同に整列し行進。国旗や団旗、来賓に敬礼した。同消防団、同組合管理者の谷口圭三市長は新型コロナウイルス感染者が再び増えている話題に触れ、「厄災が起きた後もすぐに回復できる町づくりが求められており、みなさんの協力が必要となる。今まで以上に職務に努めてほしい」と訓示を述べた。
続いて川端茂団長や水田啓介消防長らが「頻発する火災や自然災害など、環境が変化する中で市民が寄せる期待に答えるべく、力を注いでいく」「将来起こりうる災害に対し、一丸となって対策を進めていく」などとあいさつした。その後、消防長官や岡山県知事表彰を受けた延べ301人の優良団員や職員、永年勤続功労者をたたえた。
出初め式は、昨年から続くコロナ禍の影響で放水や祝砲、消防音楽隊の演奏などを取り止めるなど規模を縮小して実施した。
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出初め式で行進する団員ら
津山消防出初め式
- 2022年1月11日
- 行政・公共