「津山消防協力会」(苅田善嗣会長)は25日、広報活動に役立ててもらおうと、津山圏域消防組合に防火啓発用のバックパネル(約20万円相当)、津山消防音楽隊にプロジェクター(約10万円相当)を寄贈した。
バックパネルは大きさ縦2・5?、横3?で、「火の用心」「山火事注意」といった標語が書かれており、式典などで活用できる。縦横40?のプロジェクターは、同音楽隊による火災予防のPRコンサートなどに使用する。
贈呈式が林田の同組合本部で開かれ、苅田会長は「隊員らが頑張っている姿が多く人に伝わり、防火意識の向上につながれば」とあいさつ。水田啓介消防長と音楽隊副隊長の木村献二西消防署長に目録を手渡した。水田消防長は「コロナ禍を乗り切り、人命を守るために役立てていきたい」と謝辞を述べた。
同会には、津山市内を中心に圏域内の個人や企業などが加盟している。会員は540人以上。
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寄贈したバックパネルの前で目録を手渡す苅田会長(右端)
津山消防協力会 圏域消防組合と消防音楽隊に寄贈