岡山県が進めていた下田邑の県道・西一宮中北上線の道路改築事業で、バイパス工区950㍍が完成し、20日から供用を開始した。津山産業・流通センターへのアクセスが向上した。
すれ違い困難や線形不良箇所などを解消するため、2008年度に延長1550㍍区間の改築事業に着手。14年度に東側600㍍の拡幅区間が完成し、残るバイパス工区の整備を進めていた。歩道を含めた幅は9・25㍍。総事業費は約14億円。県道・市場津山線を経て国道53号バイパスに接続可能となり、企業立地促進や産業振興が期待される。
開通式典が現地であり、角田直樹美作県民局長が「雇用の確保や利便性向上により、津山地域のさらなる振興が図られることを祈念する」とあいさつ。谷口圭三市長や地元県議らがテープカットで開通を祝い、車両による通り初めを行った。
津山産業・流通センターへのアクセスが向上!「下田邑の県道・西一宮中北上線 バイパス工区950㍍が完成」/ 岡山県津山市