スーパーマーケット・マルイ(本社・上河原)、津山市、食品会社・味の素、津山東高校の連携事業「高校生レシピコンテスト」が23日、同校=津山市=で開かれた。食物調理科2年生39人が8チームに分かれ、津山産食材を活用したメニューを作り、出来栄えを競った。
「スポーツ応援飯~だしをいかしたスタミナレシピ~」をテーマに、オリジナル料理を考案。運動後の若者や高校生をターゲットにしたカツカレーや韓国風肉巻きおにぎりなど多彩な作品を発表した。松田和也マルイ社長や谷口圭三市長ら審査員4人にプレゼンし、試食して独創性や味、地域性など5項目を審査した。
グランプリには、ショウガと豚バラブロックなどを材料にした「豚コロ丼」と、キュウリと梅干しなどを使った「ぶちうめ~きゅうり」が輝いた。ふんだんに入れたショウガで食欲を増進させ、梅干しには疲労回復効果が期待でき、食べやすさや味付けのほか、短時間で作ることができる工夫をした。
出品したチームのリーダー・竹久真央さん(16)は「スタミナがつき、栄養たっぷりの自信作。津山産のショウガや梅干しを使っており、みなさんにも作って食べてほしい」と喜びを語った。
このほか優秀賞や保護者らの投票によるギャラリー賞に計3チームが選ばれた。グランプリ作品はマルイ、味の素のメニューサイトへの掲載、入賞作品はチラシへの掲載・配布などが予定されている。
コンテストは地産地消と食育推進を目的に今年で13回目。