第24回「ふれあいスポーツ大会」(同実行委主催)が29日、山北の津山総合体育館で開かれ、障害者(児)とその家族、福祉関係者ら約100人がパラスポーツを楽しみ、交流を深めた。
コロナ禍の影響で約3年ぶりの開催。開会式では古金広志運営委員長が「思いっきり体を動かし、良い汗を流していこう」とあいさつ。選手代表として西尾颯太さん(19)と秋久健太さん(25)が「開催できたことをうれしく思う。全力でイベントを楽しんでいく」と宣誓した。
感染対策のため、競技を変更し、パラリンピックの正式種目として注目が集まる「ボッチャ」などを実施した。参加者たちはチームごとに分かれて挑戦。それぞれ赤、青色のボールを手にし、白色のジャックボールに狙いを定めて投げたり転がしたりした。このほか津山市スポーツ推進委員協議会が普及を進めているニュースポーツ「ほおるん・シート」も行われ、会場は笑顔であふれた。
同大会は、障害のある人が自らを克服する力をつけ、心身ともに健康になるのを目的としている。二木幸子同実行委は「ウィズコロナを視野に入れ、時代に即したスポーツを取り入れていきたい」と話した。
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ボッチャを楽しむ参加者たち
津山総合体育館 第24回「ふれあいスポーツ大会」