津山署は28日、鶴山小学校の児童で結成する「KAKUZANクリーン隊」の活動に役立ててもらおうと、児童が考案した標語が書かれたタスキ150本を贈った。
「KAKUZANクリーン隊」は昨年の9月から活動を初め、全児童396人が毎月1回、47の通学班に分かれて登校中にごみを拾い、地域貢献をしている。青少年健全育成・非行防止対策推進の一環にもなると、同署は県警、鶴山小学校と協同してタスキを制作した。
標語は5、6年生142人から募集し、5年生の安東虎流君(10)の「自分の地域に恩返し」が最優秀標語に選ばれた。
この日は、津山署と県警の関係者計5人が同校(志戸部)を訪れ、贈呈式と受賞式を行った。津山署・生活安全課の島弘之課長は「積極的に貢献活動しており、大変すばらしい。今後とも続けてほしい」と児童会運営人権委員の6年生・森本みくる委員長(12)と橋本絢音副委員長(12)にタスキを手渡した。この後、安東君には賞状と記念品が贈られた。
橋本さんは「これからもたくさんごみを拾って喜んでもらいたい」。安東君は「いつも助けてもらっている感謝の気持ちを標語にしました。〝県内で一番すごい学校と市〟と呼ばれるように頑張りたい」と話した。
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津山署が寄贈したタスキをかけた児童たち