児童28人が消防士体験 放水に脱出ゲームなど 防火の大切さ学ぶ/岡山・真庭市

教育・保育・学校 放水体験を行う子どもたち=岡山県真庭市で
放水体験を行う子どもたち=岡山県真庭市で
         

 幼年消防クラブを対象にした「一日入署」が13日、真庭市惣の真庭消防署で開かれ、北房こども園の年長児28人が消防士になりきって防火意識を高めた。

 真庭圏域防火委員会と真庭市消防本部が毎年この時期に開催。背中に「防火」と書かれたそろいの法被を着て、入署式で辞令を受け取り、訓練などを行った。

 煙が充満するテント内を歩く体験では、視界を遮るほどの煙の中を進み、火災の怖さを体感した。続いて、防火衣を着用し、ミニ消防車に乗って”火災現場”に急行。署員に手伝ってもらいながら、本物の消防車を使った放水を行い、数メートル先の的を目がけてホースの筒先を向けた。

 また、白い布を煙に見立てて低い姿勢で脱出するゲームに挑戦したほか、服に火が燃え移った際に地面に転がりながら消火する対処法も教わった。子どもたちは消防の仕事に理解を深めながら、自分の身を守る方法や防火の大切さを学んだ。

消防士に教わりながら的を目がけ放水する子どもたち
署員に手伝ってもらいながら放水する子どもたち


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