津山署は、今年上半期(1〜6月)の管内(津山市、鏡野町)の交通事故発生状況をまとめた。総数は1275件(前年同期1152件)、人身事故は111件(同92件)でともに増えた。死者はおらず、前年同期と比べて3人の減少。
人身事故のうち、車同士が100件で全体の9割を占めた。対人は9件、単独は2件だった。道路形状でみると、単路が55件で最多、交差点かその付近は計50件だった。時間帯は、昼間が92件で夜間が19件。過失の比重が重たい「第1当事者」は、65歳以上の高齢者が36人で目立った。
県内でも、総数は2万2069件(同2万1774件)、人身事故は2276件(同1918件)でともに増加した。死者は26人(同34人)で減った。
同署交通課は、下半期(7〜12月)に向けて「コロナ禍のため引き続き個別指導に努める。飲酒運転根絶、横断歩道への注意、薄暮時間帯のライトアップを重点的に呼びかける」としている。
津山署管内上半期交通事故発生状況